ガンプラ組立テクニック

ズボラ流エアブラシ塗装術

エアブラシ塗装、正直面倒だと思っていませんか?

ずっとエアブラシ塗装が面倒だと思っていた私が試行錯誤の末にたどり着いた、
ズボラな人でもできるエアブラシ塗装の手間を減らせるテクニックを紹介していきます。

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エアブラシ塗装の片づけは手間がかかる

エアブラシ塗装をすると、表面の仕上がりを均一に仕上げやすくなります。
筆で塗った時には目立ちやすい塗りムラが出ないように塗装できるので、非常にきれいに仕上げられます。
塗料の薄め具合や吹き付け方などコツがいる部分もありますが、慣れてくればそこまで神経質にならなくてもきれいに塗れるようになります。

ですが、どれだけ塗装に慣れても後片付けの問題はついて回ります。
エアブラシの後片付けを適当なまま終わらせてしまうと、器具に残った塗料が次の塗装に出てきてしまったりします。
ですが、後片付けって面倒ですよね。

そこで今回は、後片付けを楽にするために私が気を付けていることを紹介します。

使い捨てできるものを使用する

後片付けで使ったものをさらに片づけたりするのは面倒ですよね。
例えば器具をふき取った布巾を洗ったり、塗料を薄めた容器を洗ったり…

そういった手間を少しでも減らすため、可能な範囲で使い捨てのものを活用していきましょう。

私が使っているのはダイソーの小型紙コップとカインズのキッチンペーパーです。
塗料を薄めるのに紙コップを使っている人は多いかもしれませんが、
器具をふき取るときとかにキッチンペーパーを使ってみると、意外と便利です。

カインズのキッチンペーパーですが、ティッシュのように取り出しやすく、拭き取っても繊維などが器具に残りません。
吸水量が多いと破れてしまうこともありますが、そんなときは複数枚使えば問題ありません。
拭き取ったあとは捨てるだけですので、拭き上げに使ったクロスを洗って干したりする手間がかかりません。
価格が非常に安いので、たくさん使っても安心です。

カインズの店舗では、上の商品以外にバンブーバルブが使われた同様の商品が販売されています。
どちらも同じように使用できますので、店頭で購入の際は在庫がある方を選べばOKです。

キッチンペーパーは食品衛生法に適合する商品なので、拭き上げ後に繊維などが付着しないようになっています。
ペーパータオルなどだと器具に繊維の付着が発生する可能性もありますので、注意しましょう。

どうしても繊維の付着などが気になる場合は、キムワイプもおすすめです。

こちらは研究の用途などにも使用される、繊維が付きにくい拭き取り用ペーパーです。
ティッシュ感覚で取り出して使うことができますので、塗装器具のふき取りなどにも便利です。

手袋を着けた状態で作業する

塗装作業や片付けをしていると、手が汚れてしまいます。
塗装で使う塗料は手につくと落とすのが面倒です。

なので、手が汚れる前に手袋をして、手が汚れないようにしておきましょう。
これだけで塗装のストレスが大きく軽減されます。

とはいっても、軍手みたいに厚手の手袋だとまともに塗装作業や後片付けを行うことができません。
そこでおすすめなのが、ニトリル手袋です。

いわゆるゴム手袋のようなものですが、かなり薄くて手にフィットするので、素手と変わらない感覚で作業を行うことができます。
耐薬品性もあるので、手に塗料や溶剤、ツールクリーナーなどが付いても全く問題ありません。

ニトリルグローブを選ぶ際には、粉がついていない「食品衛生法適合」のものを選びましょう。
そうでないものだと、粉がついていたりしてパーツが汚れてしまう恐れがあります。
また、大きすぎるものだと指先に余った部分が出てきて作業がしづらくなるので、手の大きさに合わせて手袋のサイズを選びましょう。

私はニトリル手袋を外すときには紙コップに使用済みのキッチンペーパーを入れておき、
グローブを付けた手にキッチンペーパーを持ちながらグローブをひっくり返すように外します。
そうするとグローブの内側にキッチンペーパーと紙袋が入るので、そのまま縛って捨てています。
そうすることでキッチンペーパーに染み込んだ溶剤やツールクリーナーの臭いも外に漏れない状態で捨てることが可能です。

余ったら料理や掃除にも使えるので、意外と重宝します。

塗装ブースを養生する

塗装ブースの内側を養生シートなどで養生しておきましょう。

私も自分の塗装ブースは養生して使っています。
スプレーがブースを汚してしまう心配も、ブース内で塗料をこぼして汚してしまう心配もありません。
汚れた場合は養生シートを貼り変えるだけで、きれいな塗装ブースを使い続けることが可能です。

汚れなければ、養生していてもブースが養生シートを貼り変える必要ないので特に手間もかかりません。

水で洗える水性塗料を使用する

同じ塗料を使うなら、手入れが楽な水性塗料やアクリジョンを使うのも1つの手です。

水性ホビーカラー GSIクレオス
created by Rinker
アクリジョン GSIクレオス
created by Rinker

水性塗料やアクリジョンは水で洗い流すことができますので、
これらを使っていれば塗装器具を水洗いすることが可能です。
最終的にはツールクリーナーを使って拭き取ったりする必要はありますが、
それでも仕上げ前に水で洗っておけば、かなり手間が軽減されます。

水で洗ったあとはキッチンペーパーなどで水分をふき取り、ツールクリーナーを使って最終洗いをしたり拭き取ったりすれば完了です。

最後に

いかがでしたでしょうか。
ちょっとしたことで塗装する手間を減らすことができます。

個人的におすすめなのが、使い捨てのグローブとキッチンペーパーです。
これを使うことで片付けが一気に楽になりましたので、ぜひ一度試してみてください。

  • この記事を書いた人

meshiyamaya

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