父山のガンプラスタジオ

出窓を作業・撮影スペースに改造しました

ガンプラ作業のスペースを確保するため、出窓を塞ぐことにしました。
DIYで断熱込みの塞ぎ作業を行ったときの様子をお届けします。

※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載することで収益を得ています。
広告配信に関するプライバシーポリシーはこちらから確認できます。

作業スペース確保のために…

ガンプラを組み立てる人に共通する悩みとして、
作業スペースの確保が挙げられると思います。

私もいつもはリビングの机で作業するのですが、
食事などのタイミングでは一旦机を片付ける必要があったり、
仕事などで離れる際もキレイにしておかないといけません。

そこでガンプラ作業専用のスペースを確保したいとなり、
目を付けたのがこちら。

自室の出窓でした。

たまにここで作業や撮影をしたりもするのですが、
窓際なので非常に寒いです。(執筆時3月初旬)

寒さで手がかじかんだり、
窓の結露を気にしたり、
西日が入ってくるせいで眩しくて作業しづらかったりします。

そこで窓を完全に塞ぎ、防寒や逆光などの問題を一気に解決しようと考えました。

窓に結露対策

まずは結露を防ぐため、窓に断熱シートを貼り付けます。

ただ窓を塞ぐだけでは、塞いだ裏側で結露が発生してカビが生えてしまいます。
そうなると手が届かないところなので対処できないだけでなく、
見えない場所なので気づくこともできません。
ですので事前にしっかり対処しておきます。

ダイソーで材料探し

手始めにダイソーで結露対策の材料探し。

100均(ダイソー)でプラダンボールとスポンジ両面テーブを買ってきました。
初回はお試しで、プラダンボール3枚と両面テープ1本だけにしています。

プラダンボールは断熱材として窓に貼り付けます。
窓ガラスに冷たい空気が直接触れるのを防ぐことで結露対策にもなりますし、
中空素材ですので断熱性能も少しですが期待できます。

窓ガラスの表面に凹凸がありますので、普通の両面テープではうまくくっつきません。
テープ自体に厚みがあって凸凹を吸収できるクッション性がある両面テープにしました。

100均のプラダンボールだとどうしてもサイズがそこまで大きくないため、
窓1枚を仕上げるのに3枚のプラダンボールが必要でした。
両面テープもほぼ使い切るような形になりました。

ホームセンターで材料探し

次はホームセンターで結露対策の材料を探すことにしました。

普段ホームセンターに行きたいなと思いながら行く機会を作れずでしたが、
ちょっと遠出してホームセンターのカインズへと行きました。

断熱材を探していると、資材コーナーでスタイロフォームを発見しました。

店頭では2cm厚、2.5㎝厚、3cm厚のものが並んでいました。
これは断熱材として活用できそうです。

さらに資材コーナーを捜索すると・・・

ありました、プラダンボール。
しかもめちゃくちゃ安い・・・
ダイソーの8枚分くらいありますよ・・・

よくよく確認するとこれは2.5mm幅、ダイソーのものは3mm幅でした。
多少厚みは違いますが、これだけ価格が違うと心が揺らぎます。

結論としては、この日の購入は見送ることに・・・

というのもこの日は自転車で来てたんですよね・・・


というわけで、後日ホームセンターのムサシへと足を運びました。

前回見たカインズじゃないんかいというセルフツッコミをしたくなりますが、
他にも用事があったので車でムサシへと向かうことに。

そこでは5cm厚のスタイロフォームもあったので、
5cm厚と3cm厚のものを1枚ずつ購入することに。
もちろんプラダンボールもセットで購入。

写真に収められていませんが、非常に大きいです。
いずれも1820mm×910mmなので、人より大きなサイズです。

ちなみに両面テープはいいのが見つからず、ダイソーのものを追加で3つ購入しました。

こうして残った窓にプラダンボールを貼り付けて結露対策が完了。

大きなプラダンボールから窓の大きさに切り出した方がきれいですね。
プラダンボール同士の隙間もないですし、最初からこちらの方がよかった…
このあと断熱材で隠れる予定なのでそれほど気にはしませんが。

窓塞ぎを兼ねて断熱材を取付

次は断熱処理の作業です。
ここでプラダンボールと一緒に購入したスタイロフォームの出番です。

スタイロフォームをいいサイズに切り取り、窓の部分を塞いでいきます。
ムサシで厚さの違うスタイロフォームを購入しましたので、
何枚かを重ね合わせて左右の窓枠で高さを合わせるように調整していきます。

まずは左側の窓からスタイロフォームをはめていきます。
我が家の窓は右と左で約3㎝奥行きが違いましたので、
3cmのスタイロフォームを用意することで調整できるようにしておきました。

中央の框がまだ隠れていませんが、
この隙間もスタイロフォームをカットして埋めていきます。
でないとここにも結露ができてしまいますので。

切断面がきれいな直線ではないので少々隙間がありますが、
これだけ塞げていれば充分だと思います。

これでスタイロフォームによる断熱加工と窓塞ぎが完了です。

下部分の板を塗装

窓の断熱ばかりに気を取られていて、
作業をする木の板の部分(床板)の処理をすっかり忘れていました・・・。

というわけで、床板に対する処理を行っていきます。
ちなみに塗料は自宅に残っていたものを使いました。

今までの結露などで床板の表面がダメージを受けていたので、
表面をやすりがけしてから塗装をしていきます。

塗装の前にはプライマーを塗り、塗料が密着しやすいようにします。

そのあとに木部保護の塗料を塗っていきます。
これを塗ることで木部の腐食やカビを防いでくれるそうです。

これで床板の防腐処理が完了しました。

先に断熱材を取り付けてしまったため、
床板の端まで塗れてないような感じもします。
計画性のなさが浮き彫りになってしまってますね・・・

リメイクシート貼り

塗料が乾いたら、仕上げのリメイクシートを貼り付けます。

床板の木が見えている状態でもよかったかもしれませんが、
セリアでよさそうなリメイクシートがあったので試しに買ってみることにしました。

なんとなく試しで買ってきたので、大きさについては失念していました。
とりあえず貼ってみることに。

端っこから貼りつけて、ヘラで空気を抜きながら貼っていきます。

いいカンジの大きさでした。
ですが1枚しか買っていないため、
もう半分は後日貼りつけることに・・・
ここでも計画性のなさが浮き彫りになってしまっています。

壁部分の仕上げ

さすがにこのままだと見栄えが悪いので、
この上から仕上げをしていきます。

仕上げの方法はいくつかありますが、
今回目を付けたのがこちら。

壁に貼る3D壁紙です。
楽天市場で購入しました。

クッション性のあるシートで、貼るだけで壁がレンガ調に仕上がるとのこと。
軽くて貼りつけ作業も簡単なので、今回試してみることにしました。

やわらか素材なので、角でも曲げて貼ることができそうです。
試しに何枚か貼りつけてみました。

レンガの境目でちょうど左右の角の部分にきて、きれいに収まりました。
いい感じに仕上がりそうです。

残りの部分はもう1枚リメイクシートを買ってきてから仕上げます・・・

完成

ようやく出窓を作業スペースにする改修作業が完了しました。

行き当たりばったりで作業をしてきましたが、
どうにか完成までこじつけることができました。

細かいところを見ればところどころ粗がありますが、
パッと見は充分すぎるほど綺麗に仕上がったのではないでしょうか。
私としては満足しています。

寒かった窓から冷気が来なくなり、
実は強烈だった西日への対策にもなりました。

私がガンプラを組み立てたり撮影したりするスペースを確保することもできました。

使用した材料

100均:
 ・プラダンボール A4 2枚(ホームセンターで買って二重にした方がよかった)
 ・クッション両面テープ 4個
 ・リメイクシート(45cm×60㎝) 2枚

ホームセンター(ムサシ)
 ・プラダンボール(1820mm×910mm×2.5mm) 1枚
 ・スタイロフォーム(1820mm×910mm×30mm) 1枚
 ・スタイロフォーム(1820mm×910mm×50mm) 1枚

楽天市場
 ・レンガ風壁材シート 10枚入り

課題

今回の施工にはまだまだ課題があります。

断熱材に遮光性のあるものを使っていなかったため、
日差しが強いとレンガの向こうからうっすら青い光が入ってきます。
主な活動時間は夜なのでそこまで気にしていませんが・・・

左の窓はプラダンボールを二重に貼り、
さらにスタイロフォームも5cmと3cmの二重にしています。
そのため多少外が明るくても光が入ってきていません。

それに対して右側はプラダンボール二重貼りは同じですが、
スタイロフォームは5cmのものを1つしか貼りつけていません。
おまけにレンガシートは光を遮断するものではなかったようです。
その結果、外からの光が入ってきてレンガシートが透けてしまっています。

理想的な対策としては、結露対策で窓にはる材料を遮光性のあるものにしておくことです。
色付きのプラダンボールを使っていたら、それだけで問題が解決していたと思われます。
ですが色付きのものは値段が一気に跳ね上がってしまうと考えられます。

もう一つの対策は、レンガシートの上からスプレーなどで塗装することです。
遮光性の高いスプレー塗料などを探してくれば、
上からスプレーするだけで遮光性を確保できそうです。
問題はそういった塗料があるかどうか・・・

なにごとも経験してみないと分からないものですね。
今回は私にとって非常にいい経験になりました。

  • この記事を書いた人

meshiyamaya

-父山のガンプラスタジオ