父山のガンプラスタジオ

最近のSDガンダムは、色んな意味でスゴかった…

今回はSDEXのウイングガンダムゼロ(EW)を製作しました。
記憶にある20年以上前のSDガンダムとは、出来がかなり違っているようでした。

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購入したキット

Amazonで500円ちょっとで購入できました。非常に安い。

SDガンダム EXスタンダードとは・・・
従来のSDシリーズよりも可動域が拡大されていて、かなりポージングの幅が広がっているとのこと。
HGシリーズとの互換性もあるらしいです。

(Amazon.co.jpから出品されたものが売り切れている可能性もあります。)

ランナーが大小あわせて5枚、パーツ数はポリエチレンの接続部を除くと29個しかありませんでした。
しかもパーツの切り離しにニッパーなどが不要とのことでした。
流石というか、SDシリーズは作りやすさが桁違いですね。

パーツの切り取りもすぐに終わりました。
というか、ニッパーなしで切るなら組み立てながら切り離せばよかったですね…

製作過程

とりあえず今回はパチ組みで組んでいこうと思います。
SDのガンプラが久しぶりなのもあり、最近のSDがどの程度のクオリティか一度確認してみたいので。

頭部

まずは頭部の組立です。
普段はパーツが小さくて大変な頭部も、SDだと少し楽に感じました。

カメラアイのシール貼りも、普段より大きいので比較的楽に貼れました。

パーツ数が少ないので組み立ては楽なんですが、問題はこの後。
パーツで色分けされていない分、シールを使って色分けを再現します。

耳に当たるんでしょうか?
顔の横のパーツのグレーと青の部分が左右それぞれ1枚のシールで再現されています。
折り曲げながら段差のある面に貼らないといけないので、かなり大変でした。

胸部

胸部も頭部と同じく、パーツは少なめでした。
ポリエチレンのパーツを前後に挟み込むだけですが、問題は色分けです。

中央のグリーンの部分と、脇腹部分の赤と白の部分がシールによる色分け対象でした。
相変わらず曲面だったり段差がある部分だったりと、シールを貼る難易度が非常に高いです。

腕部

腕部もパーツは少ないですが、肩回りの色分けがシールによるものでした。

対象年齢8才以上の商品ですが、本当に8才がこのシールを貼れるんでしょうか?
我が家の長男(兄山・10才)でも無理だと思われますが…

脚部

脚の部分は色分けが無かったので、シールがない分かなり楽でした。

SDガンダムの特徴として、膝関節は曲がらないようになっているようです。

腰部

腰の部分はスカートの前側が動かせるように分かれているだけでした。
可動部は白と赤の色分けがあるのですが、これもシールによる再現でした。
塗装する時のために凹凸やモールドがあるので、その上からシールを貼るのがとても難しい…
シールで色分けするなら、シールをもう少し分割するか、シールを貼るように凸凹の少ないパーツを追加するかしてほしい気がしました。

その他(羽・武装)

背中の羽は、接続パーツを背中の穴に差し込んで接続します。
そこに4枚の羽パーツを取り付けて完成です。

ツインバスターライフルは成形色がブルーで、シールも付属していません。
ですので塗装しないと青色のバスターライフルを持たせることになります。
グレーのランナーがそもそも入ってなかったので、仕方ないのかもしれませんが…

あと、ツインバスターライフルの持ち手が1本しかありません。
これでは劇場版の最後にシェルターを破壊するときのポージングを再現できないです…

右腕の手首パーツを外して、それらしい姿勢にしてみました。
角度によっては大丈夫かもしれませんが、それでも肩の内側とか足首周りとか気になる部分が多いです。

パッケージでもこのポージングをしていたので無意識にできると思っていたんですが、
よく見てみると左右の腕が前後になっていて、左手に何も持っていない状態となっていました。
ポージングさせたあと箱を見るまで気づきませんでした…。

感想

600円のガンプラとしては、充分に出来がいいと思います。
ですが細かいところはやはりもう一歩ほしいところは多く存在しました。

色分けの多くがシールに頼っていましたので、シールをきれいに貼れるかどうかが仕上がりに直結します。
そしてそのシールを貼る難易度が非常に高い…正直ガンプラ全体として難しい部類に入ります。
そしてシール部分とそうでない部分のディティールの差がどうしても大きく出てしまいます。

今回分かりました、SDガンダムは簡単ではありません。
子供向けにガンプラを買うなら、断然エントリーグレードですね。

当初の予定では、ナラティブとフェネクスみたいに縦半分を鏡につける予定でした。
反対にはアニメ版のウイングガンダムゼロを並べて…
SDでしか両方が同じグレードで揃うラインナップがなかったので今回購入しましたが、どうやら厳しそうです。
次の鏡仕上げのガンプラはまた別のものを探そうと思います。

  • この記事を書いた人

meshiyamaya

-父山のガンプラスタジオ