全身が3色のゴールドメッキで加工されたある意味狂気のガンプラ、RGアカツキが手に入りました。
今回は実際に組み立てて、仕上がりやメッキ剥がれなどが目立つかどうかを確認してみました。
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購入~組み立て前
パッケージ
RGアカツキガンダム(オオワシ装備)のパッケージです。
アカツキがガンダムかどうかは意見が分かれるところだと思います。
バンダイさんもアカツキガンダムと言ってますし全然問題ないとは思っていますが、
個人的にはアニメ内で呼ばれてないので「アカツキガンダム」という呼び方に違和感を感じています。
RGでのアカツキはオオワシ(大気圏内用の飛行ユニット)装備とのセットでのみ販売され、
宇宙戦闘用ユニットであるシラヌイ装備はオプションとしてプレミアムバンダイ限定の販売となっています。
どちらかというとシラヌイ装備の方が好みだったのですが、
両方揃えるのは無理だろうと考えていたのでアカツキ自体諦め気味でした。
ちなみに定価は8,800円(10%税込)。
定価で買ったとしてもかなり高級品です。
我が家に箱がある、同じくRGのνガンダム・Hi-νガンダムと重ねて横から撮影しました。
箱の高さはνガンダムとHi-νガンダムの間くらいでしょうか。
内容品
箱の中身を確認していきます。
大小あわせて15枚のランナーが同梱されています。
そのうち6枚がアカツキの特長とも言えるゴールドメッキ加工されていました。
一口にゴールドメッキといっても実際にはイエローゴールド、カッパーゴールド、カッパーゴールド(つや消し)の3種類があり、同じゴールドだけでもディテールや立体感を出すため細かく色分けされていました。
しかもゴールドメッキのランナーは1枚1枚個別に袋包装されていて、
ランナー同士の接触による傷などが入りにくいよう配慮されていました。
そしてよく話題に挙がっているアドバンスドMSジョイントです。
RGストライクでも使われていたもので、腕・脚・腰でこのフレームが使用されています。
そのためRGストライクと同様、姿勢を保持する力が足りていないという指摘が多いようです。
RGでよく見るリアリスティックデカールに、メタリックのものも用意されています。
ゴールドメッキの上からデカールを貼るのは上手くいかない気がするので、
デカールを貼らずに仕上げることも考えています。
組み立て
組み立ての作業ですが、手袋をはめて作業をするかどうかが人によって判断が分かれる部分だと思います。
ゴールドメッキパーツの組立と手袋
ゴールドメッキされているパーツは、素手で触ると手に着いた脂などで汚れてしまいます。
通常のパーツなら気にならないですが、メッキ加工のパーツだと指紋などが目立ってしまいます。
それを防ぎながら作業する場合、布製の手袋をはめて作業を行うのが一般的です。
製品に傷をつけない柔らかめの素材で、繊維くずなどが出づらい手袋であればOKです。
手袋をつけて作業をするかわりに、メガネ拭きなどの布ごしにパーツを持って組み立てる方法もあります。
ですがパーツや布を落としやすく、パーツをつなげたりする時に動かしにくいのであまりおすすめではありません。
素手で組み立ててからキレイに拭き上げるという選択ももちろんあります。
その場合は、組み立てたあとでは拭き取りにくいパーツの重なった部分などが出てくる点には注意しましょう。
あとから拭き取りにくい部分には触れないようにしながら作業をするなど、一層の注意が必要です。
メッキではないパーツを組み立てていくのは普段と変わりませんので、
ここは素手で組み立てていくなり手袋をはめたまま作業をするなり自由に進められます。
ゴールドメッキパーツのバリ取りとアンダーゲート
ゴールドメッキ加工されたパーツは基本的にアンダーゲートとなっています。
バリがついている部分はパーツの裏側にくることがほとんどで、
組み立てた時に見えない場所となる部分に切断面がくるように設計されているようです。
右脚だけ一旦組み立てた状態です。
足首に後付けしたパーツの後ろ側だったり、膝のアーマー上部だったりにバリの跡があるものの、
組み立てた後だとあまり目立たないようになっています。
バリを取り除いた部分はどうしてもメッキが剥がれた状態となりますので、
これが表面に出てこない設計になっていることが仕上がりの出来のよさに直結しています。
どうしてもバリを取った部分が表面に出てくる部分はありますが、
まだパッと見では分かりづらい部分ばかりなので、これくらいは仕方ないですかねぇ。
アドバンスドMSジョイント
続いてはアドバンスドMSジョイントを確認していきます。
RGアカツキでは、先述の通り腕・脚・腰に使用されています。
上の画像は脚のフレーム部分で、1枚目の画像に写っているのが1つのパーツとなっています。
このパーツの一部分を説明書に従って回転させたり曲げたりして2枚目のように変形させたのち、
さらにフレームを構成するパーツを取り付けることでフレームを組み立てていきます。
かなり目立ったパーティングライン
そして脚部の組み立てでアドバンスドMSジョイントよりも苦戦したのが下のパーツです。
ふくらはぎの部分で、金メッキの装甲で覆われず外から見える部分です。
このパーツを切り離して組み立てる作業自体は問題ないのですが、
パーティングラインがかなり目立ちやすくなっていました。
中央部分、縦に走るモールドの左右にある斜めの線がパーティングラインです。
(※パーティングライン:パーツ成形時、金型の合わせ目に発生するライン)
バリもちょうどパーティングラインの上にできますので、ただ切り取るだけでは仕上がりが非常に悪くなります。
ここはヤスリがけでパーディングラインを取り除く作業を行ったのですが、
今度はモールド部分が削れてぼやけてしまいました。
カッターなどで頑張ってシャープにしましたが、仕上がりは今一つでした・・・。
ヤスリがけの跡も残っていますが、正面から見えない部分なので妥協することにしました。
場所的には膝裏くらいにあたる部分ですので、
回転して見られる状況でなければ気にならないといえば気にならない範囲とも言えます。
組み立て時に気になってしまったのですが、あえて放置するという選択でもよかったかもしれません。
腰部と胸部の接続
もう一つ苦戦したのは、胸部を下半身に接続する部分です。
胸部と腰部を接続する部分、ここだけが異様に硬かった覚えがあります。
脚を持って胸部を取り付けようとしても、脚がグネグネ動いてしまってまともに接続できませんでした。
取り付けできたときに掴んだコツとしては、股の間を押さえて押し込むことでした。
脚の付け根の部分というのでしょうか、写真中央のダークグレーの部分を親指で支えた状態にしておくことで、
上から反対の手で胸部を押し込んでもブレずに安定してはめ込むことができました。
もしかしたら他のガンプラの組立でも活用できるかもしれません。
指紋のふき取り
私は手袋の用意が出来なかったので、やむなく素手で作業をしてから指紋を拭き取るという方法で組み立てていきました。
最初はメガネ拭きを両手に持ってパーツを拭いていく方法を取っていたのですが、
小さいサイズのものを使っていて作業がしづらかったので、目に留まったキッチンペーパーを使ってみました。
さすが食品衛生法にも適合する製品、油分をしっかり吸収しつつ繊維が付着しにくくなっていました。
やさしく拭いてあげることで、思っていたよりもきれいな仕上がりになりました。
ですが難点としては、非常に優しく取り扱う必要があることでしょうか。
キッチンペーパー自体が比較的硬めの素材ですので、
力を少し入れすぎるだけでパーツ表面に小さな擦り傷が入ってしまいます。
表面の仕上がりを気にするのであれば、やはりキッチンペーパーはおすすめできません。
逆に多少表面に傷がつくくらいなら気にならない人にとっては、キッチンペーパーを試してみる価値はあるかもしれません。
ランナー立て
ちなみに、作業中ランナーをブックスタンドに立てて保管していました。
ダイソーで買ったと思われるブックスタンドですが、
ランナーを立てるのにちょうどいいサイズとなっていました。
ゴールドメッキパーツについては傷防止のため袋に入れて立てていました。
そうでないパーツはそのまま。
調べてみたのですが、すでにダイソーでは販売終了してしまっているのでしょうか・・・?
ダイソーのHPで検索してもヒットしませんでした・・・。
本体部分の仕上がり
そんなこんなで、一旦アカツキ本体の部分が組み上がりました。
まだオオワシ装備を取り付ける前の状態です。
全身を覆う対ビーム装甲「ヤタノカガミ」が金メッキで見事に再現されています。
胸部や肩部、脚部バーニア周辺などで色味の違うパーツを使うことで、ディテールもより際立つようになっています。
正面からだと姿勢が少し傾いているようにも見えますが、
斜めからのアングルだとディテールの細かさもあり非常にカッコいい仕上がりです。
一目ではバリ取りの跡なども分からず、RGの質の良さを再確認できました。
ですが、全身メッキのMSはなかなかうまく撮影できないですね。
上手に撮影するコツなんかをまた今度探してみたいと思います。
ここまで組み立てるのにかなり時間がかかってしまったため、
オオワシ装備の組立はまた別の機会にしようと思います。
現時点でも途中までは組み立てていますが、なにぶん時間がかかるので…