撮影・ディスプレイ術

もう邪魔にならない!組み終わった後の箱を保存・活用するアイデア紹介

みなさん、ガンプラ生活を楽しんでいますでしょうか?

ガンプラを組み立てていると、必ず直面するのが「組み終わったガンプラの箱をどうするのか」問題。

今回はこの問題の解消につながるアイデアをご紹介します。

外箱が捨てられない・捨てづらい理由

そもそも使い終わった空箱なんだから、プラモデルを組み立て終わったら捨てればいいのでは?
そんな疑問が浮かんでくるのは当然だと思います。

ですが、実際にガンプラを組み立てると、多くの場合はその機体に愛着がわき、パッケージに記載された絵もカッコよく感じるようになり、捨てるのがもったいなく思うようになります。
そのため、組み立て終わったあとになると外箱を捨てられなくなる人が非常に多くなります。

その結果、かさばるガンプラの空箱を積み重ねて保管し続け、いつの間にか場所がなくなってしまうという結果になります。

額縁に入れて飾っている人もいるらしいのですが、額に入れて飾るスペースもないし、額縁を買うお金も節約したい…
というわけで、自分なりの保管方法を考えてみました。

外箱を解体して、パッケージイラストを残す

パッケージイラストがカッコよくて捨てられないのであれば、
そのイラストがそのまま残るように保存する方法を紹介します。

今回は代表して、HGUCシャア専用ズゴックの空箱を用意しました。

この空箱の、パッケージイラストがかかれたフタのほうを取り外し、
接着されている部分を剝がしていきます。

カッターナイフを使って切断してもいいですし、手で引っ張って引き剝がしてもかまいません。
剥がした部分はもともと見えない部分ですし、切り落としても特に問題ありません。
(私も最終的には切り落とすことになりました)

切り開いたら裏側に折り曲げます。

そして、A4のクリアポケットファイルを用意します。
ダイソーなどの100均にも売られていますし、家にあればそれを使ってもいいでしょう。
これに先ほどの外箱を入れると・・・

こんな風に、きれいに収まりました。

裏から見るとこんな感じです。
外箱の横に書かれた説明文もある程度読むことが可能です。

開くと次のページに入れたパッケージイラストとも並びますので、入れる順番をこだわるのもよさそうです。

外箱を開いて折り曲げた状態で入れると、こんな風に厚みが出てしまいます。
上から長時間押さえてしっかり折り目をつけるか、余計な部分を切り落とすとスッキリします。

一般的なHGの空箱であればA4サイズのクリアポケットファイルに入りましたが、
一部のHGやRGだととても入らないサイズになっています。

そんな悩みを解決するかのごとく、ダイソーでこんなアイテムを発見しました。

A3サイズのクリアポケットファイルです。
取り扱いがある店舗は限られているようですが、100円+税でこんなものまで手に入るのは素直にすごいことだと思います。

早速RGの外箱を同じように解体して入れようとしたら・・・

どうやらA3サイズのポケットに入れるためには、数mmほど切り落とす必要があるようです。
幸いパッケージイラストやテキストに影響が出ない範囲なので、ここは仕方なく切り落とすことにします。

これでばっちり収まりました。上側に空きはありますが、キレイに入っています。

裏側に切り落とした側面を入れたのですが、ファイルを開くたびにこれが動いてしまって具合が悪かったです。
なのでパッケージイラストの裏側に糊付けしてみました。

側面パーツも固定されて、キレイに並んだ状態で眺めることができるようになりました。
短いほうの側面パーツが1つ入らなかったのですが、同じ見た目なので泣く泣く手放すことに・・・
ですが非常に満足度の高い仕上がりになりました。

クリアタイプなので、ファイルを閉じた状態でも中身がなんとなく分かります。
空けなくても何のファイルか分かると、取り出すときのストレスも少なくなります。

ポケットの素材がかなり薄めなのと、最初はポケットが開きづらい難点はありましたが、
それでも100均アイテムとは思えない、充分満足できる仕上がりでした。

説明書も同じようにクリアポケットファイルに入れて保管したり、
パッケージイラストと説明書を同じポケットにまとめて入れるようにしたり。

ぜひ自分なりの保管方法を考えてみてください。

空箱を新たな入れ物として活用する

パッケージイラストが描かれている外箱はクリアポケットファイルに収められましたが、
下側の無地の箱のほうが残った状態となりました。

こちらはガンプラ独自のイラストや説明文が書かれているわけでもないですし、保存する必要性は正直あまりありません。

とはいえ、そのまま全てゴミ箱に捨ててしまうのは少々もったいない・・・

というわけで、こちらは簡単な工夫で再利用してみたいと思います。

まずは中心あたりで半分に切断します。

これをそれぞれ180°回転して、同じように余っているいいサイズの箱に入れると・・・

仕切りのある入れ物ができました。
ガンプラを組み立てるときのパーツを入れたりするのに使えると思います。

さらに余った箱を小さく切って入れていけば、もっと細かく仕切りが入った箱を作ることができます。
そこまで手間をかけて作るかどうかは、人それぞれ必要と感じるかどうかですね。

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回はガンプラを組み立てたあとの空箱を保管する方法について紹介しました。

空箱がかさばって収納場所に困るけど、パッケージがキレイなのでなかなか捨てられない・・・
そんな方々の悩みの解消につなげれば幸いです。

  • この記事を書いた人

父山

ガンダムが好きな二児の父です。普段は仕事に精を出しつつ、時間を見つけてガンプラ製作などにも力を入れています。素組みで終わらせることも多いですが、スミ入れや塗装をしたり、大幅な加工を行うこともあります。

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